災害ボランティアのネットワーク利用

 昨年末、人工衛星を利用したネットワーク接続が"商用"化された事を知りました。幾つかのプロバイダが利用者を募集しています。下りが2.5Mで費用は7,000円少々。機材はレンタルが主で、パラボラアンテナとモデムが貸与されるようです。衛星ブロードバンド普及推進協議会(SBPC)が一昨年、いわゆるデジタルデバイド解消を意図して結成され、220万所帯(当時)にものぼる過疎地や山間地でのネットワーク接続を可能とするために活動を開始したというのは聞いていましたが、実証実験などを繰り返してようやく商用化に漕ぎ着けたようです。

 ちょっぴりワクワクしています。我が家の財務省大臣相手に交渉し、加入への了解を取り付けました。用途は災害ボラ用です。セットとしてはレンタルの機器の他、発電機。例えば中越地震の際、電気が復旧するまでには結構時間がかかったような記憶があります。1ヶ月ほどであったでしょうか(これから正確な時間を調べますけど)。大きな発電機があちこちに設置され、避難所を照らしていました。やはり、自家発電のための装置は必須です。携帯などからのネットワーク接続は、どこまで信用してよいものやら、判断ができません。阪神淡路の時にはある程度限定された地域での罹災で復旧も早かったと思うのですが、首都圏での大規模災害の場合にはどうなるものやら。ひょっとすると、消防も警察も、首都機能維持・復旧のために霞ヶ関あたりに「集合」し、我ら平民どもは後回しとなる事が目に見えています。その辺の住宅地で、後期高齢者に近い爺さんが「けしからん!」と喚いても、冷静に優先度を考えればどうしてもそうなってしまう。

 以前にも書いた記憶がありますけど、食料備蓄。あちこちで「食料の備蓄は最低3日分を!」と書かれたパンフを読みます。防災訓練会などく参加する自治会の方々をお話をすると、それが「3日分あればよい。4日目からは救援の手が伸びるから」とおっしゃる。「備蓄は3日分で大丈夫。4日目からは確実に支援がありますから」と書かれたものがあれば、ぜひ拝見したい。恐らく、どこにもそんなものは存在しないはず。最低3日分は備蓄してねを、3日分あれば、あとはなんとかなると都合よく読んでいる人ばかりなのです。神戸でも中越でも、確かに救援の手は早かった。しかし、それは地域が限定され、神戸はともかく中越は人口が少なかったから。予想される首都圏で巨大地震が起きた場合、被災する人数を考えて見ましょうよ。液状化現象でマンホールが道の真ん中に飛び出し、車など走れない。壊れた家や倒れた電柱も道を塞ぐ。その中を、どうやってオニギリを運ぶ?船や航空機による輸送も、空が真っ黒になるほど飛び回らないとすべての人には運びきれぬ。現実の問題として、そんな事ができるかは疑問。

 私のようなズボラ人間でさえ、考えると恐ろしくなる。横浜の海沿いにあるガソリンタンクを思い出し、津波が来たらあのあたりは燃える水が住宅地を襲うのではないだろうかだの、海からかなり離れてはいるが、大船の駅のあたりは河を遡る津波の直撃をうけるのではだの、枚挙に暇がない。で、家族を守ろうと真剣に考えたら、さっさと田舎へ逃げ出す事しか思いつかない。北海道の原野で、寒さや羆や蝦夷鹿と戦って過ごすのと、どちらが現実的なのなかなあ。

 脇にそれたけど、被災地でのボランティア活動にネットワーク接続の機器はとても役立つと思い込んでいます。これさえあれば、私には「細いクモの糸」。後日、整理してその効用を書くつもりです。

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    Excerpt: 「防災ボランティアのネットワーク利用」について  衛星ブロードバンド普及推進協議会サイトのurlを書き忘れていました。以下の通りです。 Weblog: be-prepared そなえよつねに! racked: 2010-01-05 14:52