新潟中越沖地震 -柏崎市立比角(ひすみ)小避難所4-

8月4日(土曜日)夕方に発信された、比角入りから一週間ほどの横浜の鈴木さんからのレポートです。


 地域ボランティア曰く、この地方特有の蒸し暑く雨の多い気候が、自慢の「美味しい米」を育んでいるとのことでしたが、反面、梅雨明けの体育館生活は被災者のみならず派遣された行政スタッフやボランティアにとっても厳しいものとなります。在日米軍のご厚意で設置された6台のクーラーも広い体育館では焼け石に水です。

 避難所内は昨日までは晴天続きで、じっとり蒸し風呂状態でしたが、本日は朝から時折降る雨が体感温度を下げてくれています。台風の来襲に備え仮設風呂資機材を撤収していた陸上自衛隊も本日午後から入浴サービスを再開しました。市中のガス復興状態が20パーセント以下のため食事や入浴に多くの住民が困っています。

 週末を迎え、稲葉さんら大和6団のメンバーが中心となり、市内の子供達を対象に「こどもわくわく隊」を編成し、各避難所を訪問、本日の午前中一杯、比角小学校の中庭は子供達の歓声で沸きかえりました。また生活支援へのベンチャースカウトらも充足され真摯に展開する奉仕活動は関係者の好感を呼ぶと共に彼らの活動には頭が下がります。

新潟県警の「はなつばき隊」によれば、避難所となった体育館の入り口に制服のボーイスカウトが24時間体制で詰めていることは大変心強いと伺ったことから、参加スカウト、指導者には終始ユニフォームの着用を求めていますが、全員この難局を良く心得統一が図られています。

 災害派遣された陸上自衛隊は、猛暑の中迷彩のティシャツで作業を任務を遂行していますが、我がボーイスカウトにその類のものは有りません。周辺から見てボーイスカウトと判断できればよいので揃いのティシャツ等のストックを持ちこんで頂ければ助かります。などと考えていたところ新潟連盟の決断で購入してくれることになり「ユニクロ」にスタッフが向かったところです。何方かアイロンプリントで背中に「BOYSCOUT・新潟県中越沖地震奉仕」などと書き入れれば良い思い出になると思います。
 
 新潟県中越沖地震被災者救援体制の構築に向けて、神奈川県連の迅速な対応により評価が高まっていることに誇りを感じます。

 新潟県連は、理事長自ら奉仕活動に参加するなど、この難局に正面から対応しようとています。また、今回の活動を通じて素晴らしい人々との出逢いをも味わっています。被災された人々のなかから「子や孫をボーイスカウトに入れたいが。」という相談も幾つか頂いています。

この記事へのコメント

ふつうのボランティア 高田@大手高校
2007年08月07日 19:44
皆様お疲れ様です。7/21,22、7/28~8/5と活動しました。主に柏崎ボラセンと常盤高校に居ました。8/11,12、8/18,19も行くつもりです。




坂本 正志
2007年08月07日 23:28
高田さん、ご苦労さまです。

 変に肩肘張らず、「ふつーのボランティアだぞ」と自然に言えるって、いいなって思います。誰かが困っていたら、自分の出来る範囲で何かをする。現地で活動をするのも、それぞれの地元で募金活動をするのも、励ましのカードを送るのも、どれも皆、大切な活動だと思っています。優先度など、考えるのはナンセンス。優劣なんてありませんね。

比角でお会いしたいな。
坂本 正志
2007年08月07日 23:52
大手高校の名を、思い出しました。確か先の新潟中越地震で、山古志村の皆さんの避難所が有った学校ではありませんか?私も何度かお邪魔した事があります。

被災した立場の大変さを、ご存知なんですね。その体験を、今回の活動の中に生かせますね。

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