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zoom RSS こちら玉縄台自治会防災部!略して「こちたま」

<<   作成日時 : 2013/07/30 01:56   >>

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 この4月、私は地元自治会防災部の責任者をお引き受けした。ボーイスカウトだけで手一杯で、これ以上はと思ったのだが、雲仙普賢岳噴火に際しての島原行きを手始めに開始した災害ボランティア活動で得た知識や経験を、地元で生かしたいと思ったから。ただ、軸足はボーイスカウト運動に置き続ける。

 年度初めに、「自助・近所・共助 〜そなえよ、つねに〜」のスローガンを。はい、「そなえよつねには」は、もったいなくもボーイスカウトの標語です。公助が抜けています。意識的に抜きました。お上からの"助"など、見聞きした範囲ではあてにならぬと感じたからなどと無礼な事を書けぬから、「自分たちで出来る限りの備えをして、"その日"に備えよう」と決心したからと書いておきましょう。

 一昨日、恒例の玉縄台夏まつりが開催されました。自治会役員を始め、お神輿を担ぐ子どもたちを含めた160人の昼食を、防災部が中心となって非常用炊出し袋(ハイゼックス)で作って出してみたら?とのご提案を受けて、初仕事に張り切り、結果は概ね成功。160人分の食事作りは、避難所での食事配給作業のトレーニングなのです。例えば訓練会などで炊飯、それを見学の方へお配りした経験はあるのですが、決まった時刻に一度に配給などと言う経験はありません。データをとる事もできましたので、とても実りある一日。ご参考に、それらをご紹介。

<想定:避難所での食事配給>
・数量
 160食(大人100食150g、子ども60食90g)
・使用器材(主なもの)
 プロパンガス(ガスコンロ×2)
 寸胴×2
 炊出し袋×160枚
 お米×20kg
・配給開始
 12:00より

 実は念のため、前日夜に集まり、お米を袋へ入れる作業を行いました。定時までに炊き上がらないと、私はボコボコにされますので、当日の時間を可能な限り短縮したいと考えたからです。袋へ所定の量のお米を切れますが、その前に計量器具を作りました。大人用はお米150gを量り、紙コップへ。入れたお米の上端にマジックで印をつけたものを数セット作ります。試みに、お米計量担当と袋詰めの2グループを作り、流れ作業。10人ほどで作業しましたが、160袋作るのに要した時間は30分程度でした。この日はこれで終了。

 翌日は8時に集合。早速出てきた問題点。実は前日、手配したプロパンが借用出来ぬとなっていたのです。それじゃ自治会館の台所で作る事に、としていましたが、自治会員にワンセットを所持している方がいて、急きょそれを拝借することにしました。作業場所を変更し、お祭り会場へ。テントや作業用机、ガスの設置などで時間を取られました。

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・袋への水入れ(この作業でも、所定の量を入れた上端に印を付けた計量カップを作成)
 9:20 5名で水入れ開始(大人用へ180cc、子ども用は110cc)
・並行して湯沸かし
 9:30 点火・湯沸かし開始。火口×2

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<袋詰め時留意点>
・水は正しく量っていれましょう
・袋の上端は、輪ゴムで閉じる。位置は、上端から1cm程の位置
・閉めてから、机の上で横にして、軽く叩いて平らに
・最低、30分程度は鍋に入れない(美味しく作るコツ)

 10:10丁度に寸胴へ炊出し袋を沸騰したお湯の中へ。火傷せぬように気をつけましょう。入れたのは大人用40袋、子ども用30袋。お米は膨らみますので、少なめにしました。縦に入れず、横にして入れます。寸胴のお湯の量は半分以下。入れた炊出し袋のすべてがお湯に浸る状態に。詰め込んではいけません。
 30分程で炊き上がります(正しくは、煮上がるかな)。一袋を出し、食べてみます。しかし、少し芯が。戻す必要はありません。蒸らすから。蒸らすのは、やはり30分間程欲しい。それで食べごろになります。取り出して、蒸らすために釣り用のクーラーへ。試食で時間を取られましたが、11:00に残りを寸胴へ。同じ時間で炊き上がり。蒸らす時間を入れても、配給開始時間には十分間に合いました。

<留意点>
・必ず蒸らしましょう
・食べる直前に袋から出し、少しかき混ぜて蒸気を飛ばします。これで美味しくなる
・とにかく熱い。私たちは紙皿とポリ袋を一緒に渡し、皿をポリ袋で包んでその上にご飯を出してまぜるようにしました。この手は、火傷防止と湯気飛ばし、さらには最後に、お皿を戻してもらって再利用を可能とします。第一、災害時に食器は洗えないかも

 以上です。子どもたちには、美味しいよと大好評。ホントかなあ。しかし、ほぼ全員がそう言います。うふふ、かわいいヤツぢゃ。

 なお、個人的にはこの袋の利用より、スーパーなどに置いてあるポリ袋の利用がお薦め。熱に対しては同等品ですから問題はないし、何よりも安価(一枚一円以下)。それに、大きいから食器のない時に便利でしょ?ハイゼックスも食器不要ですけど、コストがねえ(一枚ほぼ十円)。

 睡魔に襲われていて、見直しせずに終わります。気が向いたら、再訪を。加筆・修正があるかもしれません。最後に一つだけ。アルファ米だの乾パンだの、様々な非常食が出回っています。先の内閣府有識者会議の発表では、備蓄は最低7日分以上とあります。この炊出し袋利用は、日常生活で使うものを利用、暖かいご飯を食べる事ができます。袋へ入れる水さえペットボトルで備蓄しておけば、賞味期限などとは無縁です。ついでにポリ袋レシピなどの本を購入してヒントを得れば、結構豪華な食事をとれますよ。

 首都圏での大規模災害では、半月は外部からの支援は届かない。そう思って下さい。届くのは、一部の避難所だけ。どうして?人口を考えて下さいな。道路が通じているかも想像してください。自衛隊の炊飯車、確か200台ほどしかありませんぞ



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 ただのご飯では味気ない。大人はフリカケをつけてやりゃいいかと思ったのですが、子どもたちはそれじゃ可哀そう。そこでトマトジュースでも水代わりにして、リゾットなんて洒落たものにしようかと考えました。しかし、最終的には大人と同じフリカケ。もちろんアレルギーへの配慮か欠かしませんでしたが、ちょっぴり申し訳なかったかと。来年は、コーラで炊いてやろう。大人はコーラで炊いたとぞっとすると思いますが、非常時に水がないとお米が炊けぬ。しかし、ほんのりと甘く、悪くはないですよ。しょっちゅうは食べたくないけど
坂本 正志
2013/07/30 02:42

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